これはどうやらApple Musicに限った話ではなく、Spotifyなどの他の音楽配信サービスでも同様の現象が見られるらしいのですが、海外アーティストの表記がカタカナになってしまう、という点がどうにも気になっています。初めてこの表示に気づいたときは、「あれ、設定を間違えたかな?」と思ったほどで、正直かなりの違和感を覚えました。普段、アーティスト名はアルファベットで認識しているため、それが突然カタカナになると、まるで別のアーティストのように感じてしまいます。
もし、すべての海外アーティスト名が一律でカタカナ表記になるのであれば、まだ納得できる余地もあります。好みの問題はさておき、統一されているのであれば「そういう仕様なのだ」と受け入れることも、1億歩譲ってやぶさかではありません。しかし実際には、アーティストによって表記がまちまちで、あるアーティストはアルファベット表記、別のアーティストはカタカナ表記、というように、統一感がまったくないのです。この中途半端さが、余計にストレスを感じさせる原因になっています。
さらに厄介なのが、すでに自分のライブラリに登録されているアーティスト名はアルファベット表記のままなのに、Apple Musicから同じアーティストのアルバムを新たに追加すると、そのアーティスト名がカタカナ表記になってしまう、というケースです。これにより、本来は同一人物、同一バンドであるはずのアーティストが、アルファベット表記とカタカナ表記の二重登録という形で、別々のライブラリ項目として扱われてしまいます。結果として、ライブラリ内が煩雑になり、アーティスト一覧を眺めたときの見通しが非常に悪くなってしまうのです。
例えば、長年聴いてきたアーティストの楽曲が、アルファベット表記の名前で整然と並んでいるところに、突然同じアーティスト名のカタカナ表記が割り込んでくると、まるで別人のように扱われている気分になります。検索時にも、どちらの表記で探すべきか一瞬迷ってしまいますし、プレイリストの整理やアーティスト別の再生をするときにも、地味にストレスが溜まります。音楽そのものとは関係のない部分で、余計な手間を取らされているような感覚です。
とはいえ、この状況を放置しておくと、ライブラリがどんどん散らかっていくのは目に見えています。そのため、面倒ではありますが、ライブラリに追加したアーティスト名がカタカナ表記になっている場合は、毎回手動でアルファベットに入力し直すようにしています。曲数やアルバム数が少なければまだしも、何十枚も追加する場合には、なかなか骨の折れる作業です。それでも、後からまとめて修正するよりは、その都度整えておいたほうが精神的な負担が少ないため、半ば習慣のように行っています。
ただ、この作業で最も気がかりなのが、アップデートなどの何かしらの拍子に、せっかく修正した表記が、また元のカタカナ表示に戻ってしまうのではないか、という点です。過去の経験から、システムの更新や同期のタイミングで、細かな設定や表記がリセットされてしまうことは珍しくありません。もし、苦労して直したアーティスト名が一斉に元に戻ってしまったら、その徒労感は相当なものになるでしょう。
音楽を聴くという行為自体は、非常に個人的で、リラックスした時間を過ごすためのものです。だからこそ、ライブラリの表示や管理といった周辺要素も、できるだけストレスのない状態に保ちたいと感じます。表記の統一や、ユーザーが好みの表示形式を選べるような設定があれば、この問題はかなり改善されるはずです。せめて、アルファベット表記かカタカナ表記かを選択できるオプションが用意されれば、多くの人が満足できるのではないでしょうか。
今後のアップデートで、こうした細かな不満点にも目を向けた改善が行われることを期待しつつ、当面は地道に手作業で修正を続けていくしかなさそうです。些細なことではありますが、日々使うサービスだからこそ、こうした違和感が積み重なると意外と大きなストレスになります。音楽に集中できる環境を保つためにも、表記の問題が少しでも改善される日が来ることを、ひそかに願っています。

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